ファッションモデルとロック

最近話題なのが、next Kateといわれ大人気のAgyness Deynです。

彼女、周りにそそのかされたのか(もともと彼氏も周りの友人もミュージシャンが多いそうですが)ミュージシャンとしてデビューしました。

正直、モデルで音楽をやって成功しているのはGrace Johnes位なもので、特に昔のナオミキャンベルはかなり酷い物でしたね。日本だけでは久保田利伸とやったりしてなぜか売れたみたいですけど。そんな彼女も今や先日荷物を無くされたかなにかでヒースローで暴れたらしく、その件で起訴されてます。御愁傷様です。

ちなみにGrace Johnes、今年のMassive AttackMelt downに来ます。僕はYMOの方が見たいですけど。

僕的には、ミュージシャンは格好良すぎたりかわいすぎるとダメなケースが多いと思うんですけどね。カッコいいけど、ちょっとダサイ感じがないとカリスマはなかなかないように思うのは僕だけでしょうか?

実際ミックジャガーもルーリードも足は日本人ばりに短いですしね。まぁ両方兼ね備えてる人もかなり多いですが。。。それにしてもAgynessはやっぱりモデルで、スタイル良すぎるし、ミュージシャンって感じじゃないですよね。確かにライダースは似合いますが、ミュージシャンのかわいいガールフレンドっていうrealityが一番バッチリハマるような気がします。

まぁサーカスティックな見方はいいとして、ビデオ見てみましょう。こんな感じです。やっぱり音楽は大した事無くただAgynessかわいいな位なもんです。

歌ってないし、ちょっと関係ないですがこのケイトモスはcool&sexyですね。当時かなりの話題になってました。

モデルとしてのケイトモスはだんだん怪しくなってきましたが、なかなかかわいいだけじゃAgynessがケイトを超えるのはまだまだ先の話でしょうね。そのくらいケイトモスは影響力ありますね。


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British Degree Fashion Show,

今週からGFW (イギリスファッション学生の卒業展)が始まりました。

世界中のレーベルのヘッドハンター達がLondonに集まってきます。London Fashion Weekの盛り上がりがいまいちでバイヤーがロンドンに集まって来ない今、実は業界的には一番ホットな時期なのです。

ハイファッションレーベルだけでなく、Top Shop,H&M, アバクロンビのようなhigh streetのヘッドハンターや、デザインエージェンシー(日本には昔からありましたが、ここ最近ロンドンでもかなりの勢いで増えています。)も新しい才能を青田買いしようと駆けつけます。

今年から開催場所も、Battersea parkからEarls Courtに移動になり規模も大きくなっているようです。

イギリスからは毎年とても有能な若い才能を輩出しているようで、Stella McCartney, Julien Macdonald, Hussein Chalayan などまさにそうですね。

というのも、イギリスのファッション大学はアメリカやヨーロッパのとても実務的なそれとは大きく異なりファッションをアートとして教える事に重点を置いているからそうです。この流れはswinging Londonの60'sから始まって来たようです。

実際の現場でも、実務よりもコンセプトやアイデアが重要になって来ているこの傾向は強く、日本のようにデザイン企画のように服を作る人の方が圧倒的に増えてます。

もちろん、実際の技術があった方が絶対的に有利だとは思いますが、これだけトレンドのスピードが速くなって来た今、逆に実務だけあってもデザイナーとして使い物にならないと言うのも事実です。

High streetの台頭により、よりファッションはビジネス化、消費者側の大衆化が進み、作り手のデザイナーも変化を求められているようです。

僕もレーベルを運営するにあたって毎日考える命題であります。

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Cans Festival in London

Cans festivalというGraphitti art showが実際のトンネルで今月頭に行われ、僕はLDNにいなかったので行けなかったのですが、その後もそのままトンネルに作品を残してあると聞き、残骸現場に行ってきました。

Eurostarが当時使使っていた、しかも現在は封鎖され地元の無名有名グラフィティーアーティストのtaggingの格好の場所になっていた実際のトンネルを使ってでのStreet art showということで面白そうと最近よくまわりで話に出てました。

Banksy初めBrooklynのFaile、NetherlandのBandit を初め世界中から30人を超えるストリートアーティスト達が参加したそうです。

ショウはこんな感じにグラフィティー以外のインスタレーションもあったようです。

実際行ってみると今でも適当にパラパラと人がいて、和やかでした。こんな感じ。思ったより静かだったな。

こんな事して遊んでる人もいたり。

トンネルの中に入って行くと、どこにでもありそうな落書きだらけのトンネルにあれだけのクオリティーと量の作品が自然に書かれているのはとても非現実な空間で異様でした。Graphitti : Street =Art : Gallerlyという公式をクロスオーバーしてる感じが面白くてとても楽しめました。

しかもステンシルのみのグラフィティーだったそうですが誰でも参加出来たそうですよ。Graphittiになりたてのteensにはたまらないshowでしたね。

Banksy作。新しくLondon市長になったBoris Johnsonをおちょくってます。

この壁を崩しての3Dステンシル。面白いですね。

これもsubtleでよく出来てました。

Faileもありました。

そして隣にあった何かの計器。これも作品のようです。なんて。

このexhibition、ブリストルのアーティストMuralsがBanksyを中心にオーガナイズしたそうでギャラリーやミュージアムでのexhibitionに対してのstreet artistとしてstreetから何かを訴えたかったそうです。後は僕らの街が僕らのアートによって少しでも美しくなればとの事です。

皆さんももし時間あれば除いてみて下さい。その辺の退屈なshowいくよりきっと楽しめます。もちろんfree entryです。

ちなみに場所は、Leake Street in SE1です。

そして今仕事終了間際に書いていますが、この後Rough tradeでThao with the get down stay downのgig見てきます。良ければいいけど。

こんなアートショーもありだと思った人。
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ハロッズのエコバック。

Londonは最近、今までの天気が嘘のようにものすごく天気がよろしいです。完全に春を通り越して夏がやって来たような気候です。

そしてそんな天気の下、街の人々も表情もいつもより朗らかでやさしくてとても気持ちがいいです。やはり僕も含めてイギリスにいる人の心は悪天候にやられているようですね。
先日の夕立の際のバス停での様子はさながら戦場のようでしたね。悪意が漲っていて恐ろしかった。

さて、今日はエコバックのお話です。

ヨーロッパでは前からありましたが、去年のAnya Hindmarch のエコバックのおかしな騒動以来、いろんな所で当たり前にエコバックが作られるようになりました。

Kate Mossが持ったこのSuperdragのエコバックを持ってたのも報道されてましたね。酷いデザインですけど。

イギリスはclass systemのせいでなかなか一つに意見がまとまる事がないので難しいのですが、最近はこのエコについて(英語ではgreenと言います。)かなり一般へ浸透して来たようです。
通勤中のtubeでもエコバックを持っている人を最近は見かけるのは珍しくなくなって来ました。昔は男が形からかけるバックを持つのはタブー視(ゲイ視?)していた国にしてはかなりの成長です。

ショッキングな統計があり、何でもイギリスでは年間100億のビニールバックが消費されていてこれは一人頭290枚にあたります。平均使用時間は12分でしかもこのビニール袋が土に帰るまでに500年の日月がかかるそうです。これを聞いたあなたはそれでもビニールバックを必要以上に使い続けますか?

反対意見と言う物は常にある物で、一部ではエコのファッション化とかも避難されているようですが、ファッションだろうが何だろうが多くの人が行動するってことが大事なような気がします。文句はやってからにしましょう。

先日こんなエコバックを見つけちょっと気になったので紹介します。

Harrodsから出ているFeed 1 Bagです。

このバックの面白い所は、ただバックを買って(約6000円)ゴミを減らしましょうと言う事に加え、先進国の子供一人の一年間分の食料を負担出来るというすばらしいコンセプトバックなのです。国連と連動しているプロジェクトで、Anya Hindmarch のFashion PR用エコバックと違い(何せエコバックのくせにMade in Chinaですからね。いい加減にして欲しいです。) 100%オーガニック&フェアトレード コットンを使用しています。この辺のこだわりが一貫しています。

イギリス人はコンセプトアートだけでなくこういう事にも大変クリエイティブな人達なのです。そして政府もかなりの規模でサポートをしています。どこかの表面的だけコピーして結局ファッションで終わってしまっている国とは大違いです。大人ですね。そしてとても分かりやすい。

ちなみに、これはFeed 2 bagってのもあってこれは単純に子供二人分です。デザインで選ぶのもいいでしょうね。

アメリカでもWholefoodsFeed projectとして同じ事が起きているようです。

アメリカ版はこんなデザイン。

財布もやってます。


日本でももう少しエコについて一般レベルで理解が深まって行けばと祈ります。

少なくとも日本のあの異常な過剰包装位はやめるようにした方がいいですよね。みなさんいらない紙袋や包装は断るよう心がけたい物です。

かなり強引ですがエコと言えばEcho and Bunnymanですね。Joy Division, The Cure, The Smithと並ぶ当時のポストパンクの有数バンド。実力あったのに何でかうまく行かなかった系のバンドです。一時は時代の寵児でした。

最近この曲がNouvelle Vagueにカバーされ再評価されています。結構雰囲気は今のshoreditchっぽいです。


ファッションでもいいから、このバックが欲しくなった人
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Brighton

日本はゴールデンウィークだったようですが、イギリスも月曜日はBank Holidayだったので、寝起きに突然Brightonに行きたくなり友人を誘って遊びに行ってきました。ちょうどBrighton festivalというアート/音楽/演劇のフェスティバルが行われていたのです。

Brightonと言えば、9年前に渡英した際にこの辺が一番イギリスで暖かそうだなと住んだ街なのです。って、本当は学校の手続きの間違えなんだか、成り行きで隣町のEastbourneに住んじゃったのですが。。。。それでも当時よく週末に遊びに行った街なのであります。

当時のブライトンは、グランジとビックビート(ご存知Fatboy slim/Norman Cookの地元であります。90'sのBigbeatの発祥地なのです。)全盛で、ヒッピー、麻薬中毒者、同性愛者、そして昔からずっとこのエリアに住んでいるイギリス田舎のいい人達というとてもエキサイティングなmix感がとても素敵な所で、路地にはビンテージショップ/カフェ/バー/洋服屋さん/デリ/本屋ととてもrelaxしたカルチャーに溢れていています。

そんなBrightonもGlobal化を避ける事は出来ず、London程酷くはないけれど少しずつ変化を強いられて来ているようです。今や、Yo Sushi!Carlucciosなどの大手資本の店やカフェ、デリなどが並ぶ通りが出来ていました。

街を徘徊中、日本でも流行っているらしいですが、UKでも流行っているカップケーキ屋さんAngel food bakeryを発見。ちょっと甘かったけど美味しかったです。

そしてここのフローズンヨーグルト屋さんはメチャメチャ美味しかったです。ロンドンにもあればいいのに。

ブライトンは本当にリラックスしていてカフェの上に住んでる兄ちゃん達も窓から乗り出してお茶していました。僕が話しかけたら本気で「上で一緒にリラックししよーぜ」って誘ってくれて。ブライトンはいい人率高くて、道歩いてるだけでも何人に声掛けられただろう?都会にない魅力ですね。

ブライトンと言えば、やはり映画「さらば青春の光」ですね。
まずは、Trailerを見てみましょう。僕はこの映画で分かりやすくモッズとバイクにはまりました。ラストでベスパが崖から落ちて行くシーン、あれ本当はBrightonじゃなくてEastobourneのBeachyheadだったそうです。

最近はきっとこっちで有名なのでしょう。そうですBig Beach Boutiqueです。いろんな事故が起きてしまい、警察から許可が下りず何年も開催していませんでしたが、去年からまた復活したようです。

ちなみに今年も9/26&27と行われるようです。

ブライトン行きたくなった人。
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新作映画を半額で合法的に見る方法。そしてマイクリーの新作 ”Happy-Go-Lucky”

London在住のみなさんまたまた朗報です。

携帯電話会社Orangeと契約している人に限り、毎週水曜日一人分の値段で二人で映画が見れるという映画好きの人にはとてもありがたいサービスがあると言う事を友人から聞いたのです。

早速昨日、このサービスを利用して、楽しみにしていたMike Leeの新作、"Haapy-go-lucky"を見てきました。

「秘密と嘘」以来の複雑な現代社会に生きる普通の人達の現代劇。

いろんな物を背負いながらも不器用にいきる僕らの毎日を彼の暖かいカメラの眼差しがスクリーンに広がります。

いなそうで結構いる変なキャラクターばかりの中、主人公のPoppyは
自然に楽しく生きる事で、出会う人みんなに幸せをこれまた自然に与えてしまうとても素敵な役でとにかくキュート。しかも彼女常に笑っています。そしてそんな彼女を見ながら劇場の僕らも笑ってしまう。そんな楽しい映画でした。

それにしても主演女優Sally Hawkinsの演技はよかったな。なんて思ってたら、やっぱりBerlin Film Festivalで主演女優賞をもらってました。

ちなみに、プレミアの写真を見たら映画とまるで別人のようでビックリ。

これがとってもキュートなPoppy

そしてSally Hawkins。あんまりかわいくないですね。Mike Leighの方ががっかり。


この映画のおかげで、愛想の悪いイギリス人についついイライラしてしまう自分をとても反省したし、少しは器用にこの国で暮らす事が出来そうです。ハイ。

日本での公開はまだみたいですが、予告をどうぞ。

設定がカムデンだけに音楽はLilly AllenのLDN(London)です。ちなみにこのクリップ[http:www.relaxgarden.com:title=うちのお店]の近くのRough Tradeで撮ってますね。West London!な感じです。

この映画みたいなと思った人も思わなかった人も
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Gonzales at ICA

久しぶりにICAに行ってきました。昔メンバーだったのに最近は面倒臭がってめっきり行かなくなってしまいましたが、やっぱりあそこの空間はいいですね。

今日のアーティストは別格です。ここまでピアノで幅広く音楽表現をギリギリのユーモアで出来る人を僕は知りません。とっても繊細で美しくそしてパンクなアーティストです。

彼のキャリアは全く理解されなかった地元カナダからベルリンに移ってきた頃から始まります。

現在はパリとベルリンを行き来しているようです。

最近ロンドンは都会になりすぎてなかなかcreationには不向きな場所になりつつあり、かなりの量のアーティストがヨーロッパに、特にベルリンやバルセロナに流れているようです。

ロンドンは今、過渡期なのかな。

Gonzalesに話を戻しますが、当時全く無名のカナダ人アーティストFeistとクラブイベントでHip-hopショー(?)というかキーボードとラップを混ぜたようなパフォーマンスをしロンドンのアンダーグランドで話題になります。

そしてこれがTrashでのgig。Gonzalesもさることながら、この時のFeist最高。

その後ジェンバーキンのアルバムをプロデュース。そして自身のアルバム"Solo Piano"を発表。このアルバムでフランスでは大ブレイク、やっとメジャーでも取り上げられるように少しずつなりますが、イギリスでは未だにインディー異端児扱い。

"Solo Piano"美しいメロディーの連続で、現代のエリック サティ+little bit Punkなアルバムです。

ほんとうに美しい。聞いて下さい。

肝心の先日のライブですが、もうただただすごかった。

次元が違いすぎます。

喋りも演技も(?)客への絡みも(うるさい客に唾吐きかけてました。)演奏もパーフェクト、あんなギグ見た事ないです。ある意味Ben Harper以来の感動です。冗談抜きで死ぬ前に見ておかないと後悔するアーティストの一人です。

きっとそのうちすぐ日本にも来日するに違いないので(きっと今頃興行会社が気合いで交渉してると思われます。)ぜひギグに行ってみて下さい!今までにない音楽体験をすることでしょう。

そして最後に彼の新作"Soft Power"からこの曲を。

前作とはまた毛色の違うかなりパワーポップなアルバムです。今後もいろんな違う形で楽しませてくれそうなアーティストです。

Gonzalesのピアノいいなと思った人
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