高城剛とイギリスの将来

LAから戻ってきました。今回もLAいろんな発見がありいろんなインスピーレーションもらって時差ボケがありながらも気分は元気一杯です。

今日は、気になるLDNの記事を見つけたので紹介します。とその前に、最近見つけたブログでとても感心している人がいるので紹介したいです。

高城剛という人で、日本にいた頃からハイパーメディアクリエーターという肩書きでよく雑誌で見ていましたが、なぜか胡散臭く感じていて全く興味のない人だったのですが
彼のブログを読んでビックリ、相当な人でした。今まで過小評価していてすみませんでした。まぁ僕が子供でよくわからなかっただけだと思うのですが。。。。

この人。ちなみにこのサスペンダーってFenderのギターストラップで作ってるのかな?懐かしい。

彼はブログの中でこんな事言ってます。



ロンドン市長選挙が終わった。
現職の元トロツキストリビングストン市長が負け、保守派のジョンソンが当選。
あたらしい混雑税導入もスクラップされ、
温暖化対策より、金持ち優遇政策が実施されることだろう。
きっと優遇というより選民になる。」



最近LDNにお仕事で短期間滞在しているらしいのですが、よーくヨーロッパの事見ています。
洞察力がとても素直で好感持てます。
日本との距離も近い事もあってとても的を得ています。 
きっと、こっちでインテリ left wingのお友達が沢山いるのでしょう。

東京で一線で活躍されている方は世界レベルなのです。
僕もいつかこういう視野の広い経験豊かな、そして素直で、いい意味でサーカスティクな人と仕事したいです。
音楽の趣味合わなそうですが。そんなの大きなお世話ですね。
すみません。


本題に戻りますが、先日、混雑税増額導入が予想通り白紙に戻されました。

しかも契機になったのが、ポルシェ社とケンジントンチェルシー地区(LDN有数のお金持ちエリア。
あのハロッズのエリアです)からの訴訟でやはりお金持ち優先な方向にどんどん向かって行きそうです。

混雑税に限って言えば金持ちエリアがすっぽりゾーン内に入っていて貧乏エリアの東ロンドンがわざとらしいくらい外されていて。。。。
それに追い討ちをかけるかのようにその後の課税ゾーンの拡大政策のときも結局金持ちエリアのノッティングヒルまで伸びて。。。。
おかげで僕らはストックの移動の際も平日は車使えません。。。。。

今更ですが、ホントこの国不公平に法律出来ていてここ十年くらいの好景気の間にさりげなーく法律もお金持ち向けに改正されていたりしてます。
もうこれじゃ、治安悪くなるの当たり前です。
実際ココ半年くらい経済不安と呼応するようにLondonキッズ達が
毎日のように殺し合ってます。
このままだと、これから本当に危険な街になっていくんだろうな。

エセ左翼のリビングストンだろうが保守派のジョンソンだろうが
どちらりなろうが弱い物が強い物に巻かれて行く社会は変わる事無く
しかもここ十数年の好景気により、ヘッジファンドなどの合法ギャンブラー達はリッチ以上のスーパーリッチに成り上がり、
その彼らのマネーゲームにより、現在の石油価格、食料品の高騰そしてhousing priceの下落と、出来の悪いハリウッド映画のように感じの悪い形の経済的な悪循環を生んでます。

この国のバブルは本当にはじけてしまったのでしょうか?

とにかく、そんな世知辛い世の中に光を灯し僕らをpositiveに変えてくれるのはアートでしか無く、
今日は最期にこの曲を聞いて元気を出しましょう。

そして兄貴Ben Harper.

7/2に行ったHyde parkのギグでもBenはJackの事を今一番僕ら必要なアーティストだと表現してましたが、僕も同感です。

こんな時代だからこそ生まれるものあり、近い将来何かが僕らの中で変わり、世界が少しでもいい方向に向かうのを期待しましょう。
それには、僕ら一人一人が考え動く事から始まるのかなと。

僕に何が出来るんだろう?

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