グラストンベリーフェスティバルその2

今日のロンドンスコールのように雨降ってます。こんな日はお店も静かですね.....

たまたま見たライブで全く期待ゼロで以外にもかなりよかったギグから。

Newton Faulknerのボヘミアンラプソディーそうです、Queenのカバーです。

逆にこの直前にやったJack Penateいまいちでした。音もよく出てなかったし。緊張してたのか?大きすぎるステージだったのかも。やっぱりギグはvenueとの相性重要ですからね。小さなテントとかでやればよかったのに。

それに以外につまらなかったのは、Fatboy slimでした、完全にやる気の無いDJでがっかり。Kings of Leon見ておけばよかったです。

期待通りヤバかったのは、Seastick Steveです。この人60's時から活動していたらしいですが、UKのドキュメンタリー番組にちょっと登場したのを契機にUKでブレイク、音楽雑誌のMOJO アワードの2007年新人賞をとりました。ベテランなのに.... 日本ではほぼ無名ですが、今月苗場のスキー場で来日公演決まったそうです。

Jack Johnsonが20年後にこんな風になるのかな?Seasick steveはもっとパンクなオヤジですけどね。とにかくかっこいい。ギグ中もJack Danielをそのままラッパ飲みしてました。朝のギグだったのに。。。

それでは、どうぞ。

有名どころのステージは夜の11:00位には終わり、ここからがまた別の世界があってまた面白くなってきます。銀河系の売春街をコンセプトにしたテーマパークTrash City, 今年からShangri Laという40エーカーの土地に12のステージを作りこれまた怪しい夜の世界をクリエイトしていて変なミュージカルのステージだらけで、ゴスのキャバレーshowはあったり、夏の花屋敷のホラーシーズンを100倍本格的にしたようなものです。だって周りは自然しか無いので、その世界が浮き彫りにされるのです。なんとこれが朝の6時まで毎晩続きます。

近くの丘の上にはストーンサークルが作られ、ココにはコアなヒッピーの人達が、大道芸人的な火遊びをしていたり、ものすごい数の人達がボンゴを演奏してたり、恐ろしい程の焚き火をそこら中にしていたりと、(近くにいるとまともに呼吸出来ない位の煙で僕らは長居出来ませんでしたが。。。。)まるでフラワームーブメントの時代にタイムスリップしたようでした。

本当に圧巻で、普段夜歩きの簡単に出来ない僕らにはとても安全でしかもかなりエッジな夜遊びが出来、感動以外の何物でもなかったです。ロンドンでやったらまず冗談じゃなく刺されますね。(最近ナイフの殺傷事件が半端なく起きていて先週だけで5人くらいティーンが殺されています。最近ロンドンますます治安悪くなってます。皆さん気をつけて下さいね。)

正直、昼間のギグをきちんと見たい人はまずここにいません。僕らもテントに戻ったのも朝でした。。。。。

このパーティー現代社会の疲れた心を癒すには必要です。やっぱりお客さんも都会の人率高いですね。普段便利な生活してるので時々こうやって自然に近づかないと大事な事忘れちゃうかもと思いました。

音楽はもちろんメインファクターなんだけれども、空間のプレゼンテーションと言うかこの世界観の作り方が半端じゃないグラストンベリーのオーガーナイザーに脱帽です。

さんざん音楽を紹介しておきながら、ラインナップなんか正直そんなに重要じゃなくて、このグラストンベリーと言う自然と文化の融合する世界に三日間丸々どっぷり浸かるという行為に完全にハマってしまいました。

きっとまた来年Glastonburyのどこかで僕はニコニコして踊ってる事でしょう。

最期に今回のベストgigManu Chaoです。野外では始めて見たのですが、外がよく似合います。イギリスではずーっと長い間無視をされていましたが、(イギリス人って音楽にはオープンですが、人種問題絡むとかなり閉鎖的なのでManu Chaoもヨーロッパで昔人気が出て来た頃もただのヒッピーバンドだと思われていました。)やっとメジャーで受けられるようになったようです。だんだんアンダーグラウンドとかインディーとかそういう区別って関係なくなって来て、いい物は評価される。これもITのおかげです。ハイ。

Glastoの映像ではないですが、どうぞ。このgroove強烈です。誰もが踊り狂ってしまいます。

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