グラストンベリーフェスティバル その1

長い間サボって済みません。遊びすぎたせいで仕事がたまりブログまで手が回らない日々が。。。。。。単なる言い訳ですが。

先週末、Glastonburry行ってきました!木曜日ギリギリまで仕事を片付けdrive down。着いたのは朝の四時。。。。。。

真っ暗な中でテントを立てたと思ったら朝日が見え始め。。。。そんな素敵な始まりから4日間思う存分、ギグ三昧の日々を楽しんできました。

今回はとにかく前回と違っていろんな人との出会いからかなりディープな所まで知れ、遊べ、とても楽しかったです。日本から来ていた若い子達にも会いましたね。

来年は本気でストールを持とうかなって思ってます。興味ある人は一緒にやりましょう。連絡ください。今のところ、洋服かアクセか日本食で考えてます。やっぱりご飯かな?

前回と違いとってもPeacefulで正直あれだけの人数(140,000人!)があれだけ酔っぱらっていたのに一回もケンカ見ませんでした。これはLondonの犯罪率を考えると奇跡に近いですね。

10分で準備をしたおかげで、カメラを忘れてしまったので残念ながら写真は乗せられませんが、きっと一緒にいったRANPOSKIさんがいっぱい乗せてると思うのでここでチェックして下さい。

僕はもう良かったライブ映像をひたすら紹介します。

まずは、マンチェシーンから火がついたバンドThe Ting Tingsです。このバンド去年のGlastonburryのunsigned bands stage(いわゆるメジャーレコード会社と契約をまだ取れていない若いバンドのステージ。BBCがオーガナイズしています。BBCは音楽の分野でも社会やカルチャーへの貢献度が日本のNHKとは訳が違います。)で始めて注目され、一年後には何とJohn Peel stageで登場です。

ちなみに、John Peelとは日本では全くと言っていい程知名度ないですが、イギリスではミュージシャン以外の人間では最重要人物とされている人で、もう無くなってしまったのですが、簡単に説明するとBBCのDJで若いアーティストを新しい音楽を死ぬまで探し求めた人で、音楽業界の商業的な体質から真っ向から反対して音楽を心から愛し続けたとても偉大な人なのです。

それでは、まずThe Ting Tingsのこの曲を。このギグでまたまたバンドとしての株をあげたようです。

余談ですが、このボーカルの子、売れるまであのリバティープリントのLibertyで働いていたらしく、その同僚にTing Tingという中国人の子がいたそうで、それがバンド名の由来だそうです。その同僚瞬く間に世界一有名なTing Tingになりましたねー。いい事なんだかわかりませんが。

全貌が見たい方はこちらをどうぞ。オンデマンドでかなりの量のライブが好きな時に見られます。BBCの懐の大きさは皆さん見習って欲しいです。大体こういう番組をDVDを売りたい為だけに放送を血眼になって阻止した所で結局このご時世誰かがネットにupする奴は絶えず現れ結局イタチごっこになるだけですもんね。こうしたほうが株が上がるでしょう。日本のテレビ局の皆さん、検討よろしくお願いします。

このfestival、27年の歴史を持ち、それこそ数十人のフリーフェスティバルから同じ場所で同じ人によって運営されています。このオーガナイザーもイギリスでは有名で自分では自分は音楽好きの農民だと言い切る、Michael Eavis。最近は娘もオーガナイズに参加しています。というか本当に多くの人間がこの四日間の為に毎年361日を費やしいろんな問題を解決しているので、ステージの場所は当たり前ですが、トイレの場所に至ってもその地形の特質を完全に理解してデザインされていてとても感心しました。これは他のfestivalは真似出来ない訳です。

しかもオーガナイズは前回の7年前よりもぐっとレベルを上げているにも関わらず、(スタッフの数、何と37500人だそうです!)常に客へのfreedomは考慮され、個人の責任で焚き火をしようが泥酔しようが怒られません。やってる事は子供でも本当に大人な社会です。

次は兄貴のRufusもすごいですが、今回playしたMartha Wainwrightそうとうすごかったです。それにしてもこの兄弟と言うか家族才能の固まりです。

丁度昨日新聞でRufusのインタビューの中で面白い話があって、「今までで最低だったギグは何ですか?」の質問に、彼が7才くらいの時に母親と伯母さんがクリスマスギグを企画したのは良かったけれど、本番前に二人ともウイスキーを飲み過ぎて泥酔した為にステージに上がれず代わりにコーラスで来ていたRufusとMarthaが無理矢理ステージに上げられ、仕方ないので何度も何度もジングルベルを歌っ他らしいです。もちろん客からはブーイングが、「金返せ!」といわれ最悪だって思ったそうです。イカれた家族ですね。

それでは、ピラミッドステージの後の小さなテントでのこの演奏をどうぞ。こんな小さな所で贅沢ですねー。これがグラストンベリーの醍醐味です。

彼女Hallelujahももちろん歌っていてよかったですが、やっぱり去年のRufusがメインで出た時のMarthaとのこのデュエットがとてもいいので紹介します。

そしてHallelujahと言えば、Glastonburyとは関係ありませんが、今は亡き才能、ジェフバックリーです。僕は大学生の時にオーストラリアを旅行中アルバムGraceに出会いこの曲を始めて聞き感動に涙したのを覚えています。この人だけは本当に生で見たかった!

それではどうぞ。

これって東京でのギグの映像なのか最期に"Sayonara, Thank you very much"って言ってますね。東京で生で見た人いっぱいいたんですね。羨ましい。。。。

そして最期にHallelujahといえばこの曲を作った大御所、レオナードコーエン。最終日のピラミッドステージでのこの貫禄の演奏。みんなで大合唱です。気持ちよかった!

若い頃は全く興味なかったのですが、昔加藤登紀子が何かの雑誌でコーエンを紹介していたのを見て以来、インテリ好きの僕は(所詮知性への憧れですね。)すぐに当時渋谷のクアトロの中にあった今は亡きレコード屋WAVEに走ったのを覚えてます。今はAmazonですぐに何でも変えちゃいますね。便利だけどつまんないなって思うのはおっさんだからでしょうか?違うと思うんだけどな。便利すぎて失う事ってかなりあると思います。

それでは、パート1はこの曲を最期にお別れです。ってもうギグの見過ぎで口調が変になって来たな。

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