Banksy again....and The Last Shadow Puppets


昨日、セントラルでまたBanksy見つけました。hardworkingですね。


今回のは面白くて、Royal Mail(イギリスの郵便局)の集配所の駐車場の中にある壁に"One Nation Under CCTV"と。

有刺鉄線で囲まれCCTV(セキュリティーカメラ)だらけの中、どうやってBanksyがこのグラフィティーを書いたのかが話題になってます。得意の権力に対してのおちょくり方が面白い。社会問題に対して、この分かりやすいコンセプトと表現方法がBanksyが人気なんだと思います。方法論だけならとっくにいろんな若いアーティスト真似をされているけれど、やっぱり他の人よりひと捻りあります。

イギリス人の友人によると「どうせやらせだよ。」って言ってたけど、真実がどうであれそう見ない方が面白いですよね。

CCTVはロンドンでは常に問題にされています。まぁ一日300回映されようが、犯罪抑止という大義名分の元、僕らのプライベートは次々におかされているようです。ピントがボケてたりカメラが壊れたままだったりテープが切れてしまったりして決定的瞬間を映せなかったりと、かなりずさんな管理も問題にされていますが、この傾向そのうち世界中で広まるんだろうな。

先日、Arctic MonkeysのAlex TurnerとTHe RascalsのMiles Kaneの新しいユニットThe Last Shadow Puppetsがデビューしました。何でも初期のデイヴィットボウイとかスコットウォーカーにインスパイアを受けこの実際の友人二人が遊びで始めたバンドです。

お互い、純粋にやりたい音楽を作るのが好きで好きで溜まらない感じが非常に出ていてとても好感の持てる音ってます。二人ともとっても楽しそうで羨ましいくらい。22才にして売れる事を意識せずここまで売れ線とは一線を画する音楽作りをするなんてやっぱりイギリスはアーティストの意識のレベルが全く違いますね。(まぁ才能のレベルもちょっと桁違いですが。)

日本もいつかメインストリームでこういった事が起きるようになればいいですね。売れないけどいいアーティストいますからね日本にも沢山。やっぱりすべては業界全体の意識の問題ですね。

Arctic Monkeysと言えばこんな面白いカバーを見つけました。

Arctic Monkeysもいいけど、The Last Shadow Puppetsのアコギな感じもいいなと思った人。
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