PR合戦

Camden TownにH&MのDividedという若者をターゲットにしたハイエンドレーベルのみを扱うお店をオープンしたようです。

Marimekkoというフィンランドのテキスタイルレーベルとコラボしたり、日本へのオープンに向けギャルソンとコラボをしたりとH&M、生き残りに必死のようです。

ちなみにこれが川久保玲のコメント。

「私は常にクリエーションとビジネスのバランスに興味がありました。双方のバランスをとることは一種のジレンマですが、いつもクリエーションを最優先としてきました。H&M とのコラボレーションは非常に魅力的な挑戦です。究極までクリエーションとビジネスの両方の折り合いをつけることを試みるチャンスなのですから」

うーん。物は言い様ですね。ギャルソンはデザインそのものよりクリエーションに対しての姿勢が好きだっただけに個人的にこのコラボ少し懐疑的です。まだ見てないからわからないですけどね。こんな良質な物がこの値段で!!!ってものを作ってもらって逆にギャフンと言わせてもらいたい物です。どう縫製と生地のクオリティーの問題をクリアするのでしょうか。

Top Shopの方はUK内のセールスが飽和状態らしく(これだけTop Shopだらけじゃ当たり前ですが。やっと鈍いイギリスの人もそう思ってくれましたか。。。。)ニューヨーク本格進出も10月10日のオープンを決めたようで、物価も安く、競争率も高いNYでこの賭けがどう出るのでしょう。きっと恐ろしい程多額の金額をPRにつぎ込んでゴリ押し的に人気が出るんだろうな。

最近のロンドンのユニクロの活躍もそうですがやっぱりPRの大事さを目のあたりにしてます。僕も見習わないといけないです。それにしてもユニクロの数年前にあれだけ徹底的にUK進出失敗した後にここまでの規模で巻き返しを図れる資金力の力にただただ驚愕しますね。よっぽど日本で売れているのでしょう。今のロンドンの物価は日本のそれと比べてビックリするくらい高いですから。

ただこうハイストリートのPR合戦を見ていると、ただただ大変だなーと他人事のように思ってしまいます。企業が拡大すればする程自分達で自分達の首を絞めているような気がするけれど、これって僕だけなのかな?

こういったプレシャーとは関係ないのんきな洋服屋をやっている僕たちは幸せなんですね。まぁインディペンデントはインディペンデントなりにいろいろありますが、でものんきですねきっと。ただただそんなRelaxGardenが続けて行けるのもお客さんのおかげです。ありがとう。

最近アルバムをリリースしてからロンドンでは旬のGoldfrapp。昨日Royal Festival Hallでギクが会ったようです。残念ながら僕は行けませんでしたが、でもGlastonburyで見れますね。これまた楽しみ。

先日Union Chapealという教会で小さなギグした時は、ものすごいgood reviewばかりでした。あげくの果てには音楽以外にもボーカルのアリソン・ゴールドフラップの衣装まで褒めてましたね。あんな格好今のイギリスじゃRoisin Murphy(Molokoのボーカル)しか似合わないって。それにしてもアリソン、イギリス人の37才にしてはビックリする程チャーミングですね。

アリソンかわいいなーと思った人。
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