2001年宇宙の旅

といえば、キューブリック。そしてこの2001年の著者で有名なSF界の巨匠アーサー・C・クラーク氏が18日、スリランカで死去したらしい。

僕らの今でも解決出来ない命題"Why are we here?"(なんで僕らはこの世界にいるの?)をsci-fiという形で提示した天才作家。

今朝の新聞の記事で見たのですが、正直90才まで生きていたとは。しかも2004年のスリランカの大津波でも生き残ってたという、なんと言う人生。僕がロンドンへ移ってすぐの頃、イギリスのタブロイド紙小児性愛症者としてすっぱ抜かれていた記事を見たのを思い出します。(一応本人は否定してますが、真実は分かりませんがそーんな雰囲気は写真から醸し出してます。)

かなり変わり者であの変態監督キューブリックさえもつき合うのも大変だったようです。ダイビングの会社もスリランカで経営するほど、のめり込んでいたそうで、やはり深海と宇宙は似ていると良く言いますがそうなのでしょうか?

まぁあの小説をあの時に書けるのは普通の感覚でない事は確かです。想像力が僕らの妄想力とは次元が違います。天才ですね。

ご冥福をお祈りしてこのすばらしいキューブリックとのコラボレーションである映像美をどうぞ。

彼がいなければ、マトリックスから宇宙戦艦ヤマトも無かったでしょう。そしてこの天才アーティストのこの傑作アルバムもあり得なかったに違いありません。

そしてこの映画も存在しなかったでしょう。これも傑作です。それにしてもなんで未来世紀ブラジルって何でブラジルなんですか?

最後にこのスカットする映像。You tube万歳です。

とこれだけみても、後の世界にこれだけ影響力のあった人なのです。ちなみにキューブリックは2001年を撮る時にアドバイザーとして手塚治虫に声をかけたそうですが忙しくて断られたそうです。この全く持って世界的評価の低すぎる日本を代表する天才についてはまた今度。

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