出張7日目、Paris4日目、

今日は、まずTranoiへと足を運びます。



Tranoiは洋服の展示会でこんな立派な建物の中で行われます。Londonや東京とは大違いですね。洋服もよく見えます。と思いきや、それは別ですけどね。

そして次に向かったのはRendez-Vous。ここはエッジーでストリート色の強い比較的小さな会社のレーベルの集まる展示会で、個人的には好きですね。始まった頃はかなりダメダメな感じでしたが、規模を徐々に拡大、今年はGare de l'Estから(治安の悪いエリアだったので、女性バイヤーから避難殺到だったらしいです。) Concorde広場の近くに移動しました。


途中、地下鉄でジプシーバンドを発見。こういう人達ヨーロッパのどの都市でも見かけます。respectです。

ジプシー音楽といえば、エミールクストリツァというユーゴの天才映画監督のmasterpiece,「アンダーグランド」を思い出します。この映画、内容音楽ともにちょっとすごすぎてある意味人生観さえ変わります。確実に僕の音楽観は変わりました。見た事無い人絶対見てください。映画的,音楽的,歴史的,人間的,宗教的に完璧です。他の作品も最後のシーンとっても美しいです。ヨーロッパの歴史を知ってからみるともっとこの映画のすごさが分かります。


なんと、ピエールカルダンのシアターで行われました。それにしてもこの赤、いい赤ですね。


でっかい、かつらのインスタレーション

無事仕事を終え、丁度Zipzoneに自分のレーベルを出していたLondonの友人、リュウくんから連絡がありYさんと三人で夕ご飯にいく事にしました。

リュウくんは個人のレーベルの他に、Bryceというレーベルのデザイナーをしています。この人は僕の生活にちょくちょく現れるのまた追々書きますが、すごいデザイナーです。僕にいつも技術的な事など教えてくれるのです。http://www.bryce-danice-aime.com/

このレストランはHadrienの実家の近くにあって、フュージョンフレンチでとてもとても美味しくて、パリのお気に入りレストランの一つです。

場所はPompideuからホントすぐの所にあります。今回も美味かったです。Yさんご馳走様でした。


このシーフードの刺身の盛り合わせ。美味しいので毎回頼んじゃいます。鯛にホタテにサーモン。オリーブオイルとdillの組み合わせがいいですね。

これは鴨のオレンジソース。昔日本では柑橘系のソースとか嫌いで、絶対頼まなかったけどだんだん口が大人になったのか(って僕もう35才ですが)大好きです。何でか鴨にはオレンジがよくあいますね。ポークでも美味しいですけど。


ここはデザートもおいしくて、今日はバナナ春巻き?クレープ?を頼みました。カリカリあつあつ+バニラアイスが絶妙のコンビネーションでした。

ほろ酔い気分で野郎三人は、ホテルまで歩いて帰る事にしました。

そして途中見つけた図書館前のスケートリンク。みんな楽しそうだな。それにしてもParisの建物は豪奢です。この図書館僕には何かのお城に見えます。

子供思いっきり転けてました。

そしてゲイカップルのような二人。(ちなみに二人ともご結婚されて幸せなのであしからず。)

今日は最後にロマ/ジプシーバンドの最高峰。Taraf de Haidouksの登場です。これ見て何も感じない人は完全に不感症ですね。死ぬ前までに一回は生で見たいです。隠れた天才達です。もっともっと評価されるべきアーティストの一つです。完全にcreation100% business0%の人達です。respectです。

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