出張6日目、Paris3日目。。。

取りあえず、今日もPremier Classへ。

same streetにも住んでる昔からの知り合いのAmyのやってるComfort Stationへsay helloしに行ってきました。ちなみに写真はAmyじゃなくてアシスタントの女の子。

彼女は、昔々一緒にSpitalfieldsがまだ開発が進む前の若い僕らのようなデザイナー達の発表の場所だった頃からの数少ないデザイナーの一人で、僕は本当に彼女のセンスが好き。Vintageマニアで、本当よく知ってるし自分の色もよくわかってる。本人もとてもかわいいし、イギリス人の女の子でcreativeじゃないから、ああいう子って珍しいです。お店も近所にあって内装かわいいし、よく雑誌に取り上げられてます。

http://www.comfortstation.co.uk/

ちなみに、この写真のおっきな什器、これV&Aから手に入れたんだって。秘密のAntique dealerみたいで、僕もLondon帰ったら次のお店の内装に必要な家具とか欲しいし、教えてもらおう。

say helloといいつつ、結局コレクションがあまりにかわいかったので,
Yさんもここでオーダー。

しばらくしてお昼タイムです。今回Parisで同行していたあーちゃんが調べていた所(僕とあーちゃん食べる事ばかり考えてます。。。。)が2pmまでがお昼終わっちゃってたので、てくてく歩いて探している途中、有名なColettの横を過ぎ去ります。ここはもうfashon weekのシーズンはcrazyでお正月セールのように込んでます。中に入りたくもない位込んでます。一体一日いくら売り上げんだろう?中のお金持ちおばさん睨んでますね。おばさん撮りたかった訳じゃなかったんだけどな。

いいカフェ見つけました。ここのハンバーガー見た目もいいし美味しかったです!


昼からもう飲んでます。。。やっぱり餃子とハンバーガーにはビールだな。Pintで飲みたい位。

天気いいですね今日は。

こんな日にはこの曲です。

Brian Wilsonそうです。あのBeach Boyです。日本ではただのサーフミュージック。終わり。って感じで全く評価低いですが(実際僕も昔はただのアイドルバンドだと思ってました。)UKではBrian Wilsonの評価は絶大なる物があります。Artist's artistです。Brian Wilsonがいなければ、The Beatlesのサージェントペパーズも無かった位なのです。

これは初期ですね。

この中の写真コーネリアスも昔パロってましたね。
渋谷系(これって今違う意味合いありそうですが、いわゆる90'sのPizzicato, フリッパーズから始まったブーム?です。)から元ネタ含めていろいろ勉強させてもらいました。

そして、名作Pet Sounds以降、Brian Wilsonだんだん壊れていってしまいます。それこそ、天才と気狂いの紙一重ってやつで、残念ながら彼は気狂いの方へいってしまいnervous breakdownになってしまいます。時代より先に行ってしまった天才の宿命なのでしょうか。個人的にはビートルズのラバーソウルは完全に超えてるし、このアルバムがUSで全然売れなかったってのが今でも信じられません。もう一家に一枚的なアルバムですよホント。その点UKのリスナーの質は常に世界最高峰ですね。今でもそうだけども、音の聞くポイントがUS/JPNのようにミーハーな所と違います。完全にアートとしてとらえてます。長くなるので、この辺の音楽談義はまたの機会に。

そして二十年近くにもわたって、精神的な死の淵をさまよう事になります。が、2000-2002年のワールドツアーで復活します。その時Barbican Centreでギグをやったのですが、ちなみに僕はチケット取れませんでした。(他のmusisianやindustryの人達および関係者でほぼ埋まったそうです。)flatmateのRussellとあんなに盛り上がっていたのに。。。それはそれは暖かい観衆の見守るいいライブだったそうです。僕はドキュメンタリーで見ました。その後Glastonburyに出たりと
少ないながらも重要なライブをこなし、最後にイギリスのUK Music Hall Of Fame (日本語で言えば音楽の殿堂ですかね。)というとても音楽界では重要な賞を受賞します。とても感動的なクリップです。Brianの表情が何とも言えません。自分の音楽が本当に理解されるまで20年も末端だから。UKが無ければ、世の中全てParis Hiltonやジャーニーズの要な音楽で埋まってしまうでしょう。ああ恐ろしい、恐ろしい。

プレゼンテーターのDavid Gilmour(そうです、Pink Floydです)が最後に言ってます、True Geniusと。(僕的にはDavid Glimourも十分天才ですね。)

ちなみに、Brial Wilson実は聴覚障害を先天的に持っていて、ステレオで音が聞こえないのです。だからこそあそこまで音のeffectにaddictしていったのでしょう。現代のベートーベンのような人です。

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